知的障害者を普通高校へ北河内連絡会
 Last Update 2018.1.14
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since2014.9.23
みなさま
2018年、あけましておめでとうございます。
 私たちは「ともに学び、ともに生きる」学校や社会を目指して取り組み続けているのですが、なんだか日本も世界も、ひたすら利潤を求めて利己主義と憎悪の連鎖が広がり続けているように思われてなりません。
 それでも、いやそれだからこそ、私たちは無関心でいない、あきらめない、人任せにしない日々の活動を続けて行きたいと思います。
 1月28日にはさっそく、前文部科学事務次官の前川喜平さんを囲んで学習会を予定しています。
 「日本の障害児教育の今とこれから〜ともに学び、ともに生きる教育をみすえて〜」

 本年もよろしくお願いします。(下記の
「イベント情報」からも入れます)
  2016年8月に「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会inおおさか”を開催しました。
 そのときに、大阪の障害のある高校生・若者たちで開会式の司会を担当しました。不思議ですね。会場の雰囲気が進行とともに変わっていくのです。

 
いつの間にか、会場の中をいろいろなかたちの〈時間〉と、色とりどりに輝く〈空気〉が流れていることに気づきました。(様々な「個性」というよりも、色とりどりに輝く〈空気〉という方が、私の実感に近いように思います。)参加者も「予定時間」を気にする風もなく、色とりどりの〈空気〉を吸いこみ、むしろ楽しみながら、ゆっくりと〈時間〉を過ごしているように見えてきました。最初はどうなることかと気をもみイライラした私も、ゆったりと身を任せていました。味わったことのない豊かな体験でした。
 一方でそれは、自分自身の日常が、まっすぐ単調に伸びる〈時間〉と、ずいぶん色あせたモノクロームの〈空気〉に囲まれて、暮らしていることを思い知らされることにもなりました。
 大発見したのです。ひょっとしたら障害のある子もない子も「共にいる」教室では、いろいろなかたちの〈時間〉が流れ、色とりどりに輝く〈空気〉が充満しているのではないのだろうか、ということを。お互いこんな豊かな経験をしあいながら過ごしているのではないのか、と。
 ところが、今学校では早く、効率よく、寄り道をしないで進む、単調な、決められた〈時間〉が求められ、教室の〈空気〉も色を失い輝きをなくした「雰囲気」が漂うことになってきているのではないでしょうか。
 いつの間にか教師も、親も、そして子どもまでが、タイムレコーダーのごとく管理された〈時間〉を求めるようになってしまったのかもしれません。まるで効率よく利潤を生み出すマーケットの原理が教育の世界や学校に広がってしまったかのように。
 もっともっと大きな声をあげていいんじゃないでしょうか、「やっぱり共に生きるっていいなぁ!」って。それがいま求められているのではないでしょうか!!

更新情報
▼昨年11月に、JICAインクルーシブ教育研修・ワークショップに取り組みました。その報告です。
▼新しく「かたりば」のコーナーをつくりました。メールなどでご意見を届けていただければ掲載します。長文歓迎です。自由に語り合う場にできればと考えています。
▼JICAインクルーシブ教育研修・ワークショップのまとめがようやく出来上がりました。
「■資料集」からどうぞ。こちらからも読むことができます。
▼今年もJICAインクルーシブ教育研修でワークショップに取り組みました。新居真理、片岡次雄、松森俊尚が作成したテキスト(英語版も)も掲載しています。下記「■資料集」のコーナーから入ってください。
映画『風は生きよという』上映会とトークショーは、300人近い人たちが集まり大盛況でした。その報告と、アンケートと感想です。
ユウタロウさんの高校生活をつづる『優太郎の日記』快調に更新中です。
これまでの活動の記録・会報など 2004年9月〜2011年9月 活動の記録・会報 2012年9月〜現在〜 
  JICAインクルーシブ教育ワークショップ報告
 
 ■ 資料集 JICAインクルーシブ教育研修2016.9.13・報告(12月1日更新)    ■ 共に学び、共に生きる教育 日本一の大阪にネットワーク 統一地方選に向けて大阪府議会議員団への公開質問状と、その回答(2015年4月23日更新)  
 ■ イヴェント情報・定例会案内     ■ 東日本大震災・熊本地震 障害者の情報  
 優太郎の日記 ユウタロウさんの高校受験と、4月からの高校生活をつづる(日々更新中)     リンク集  
 新(あらた) か、松森 まで    掲示板 聞いてみたいこと、情報・お知らせ、こんなことがあったよというお話など、自由に交流しましょう!  
 Topix 映画『風は生きよという』上映と、お話・交流の集い チラシほんとうの表?.pdf へのリンク  チラシ裏正2.pdf へのリンク     かたりば:メールなどで自由なご意見を届けてください。掲載して、語り合いましょう!  

 大阪府教育委員会は、2001年度から全国に先駆けて「知的障害のある生徒の高等学校受け入れに係わる調査研究校」の制度を実施し、阿武野高校、西成高校、柴島高校、松原高校、園芸高校の府立高校と、大阪市立桜の宮高校の6校で、知的障害生徒の高校入学「特別枠」が設けられました。
 この制度導入を知ったある母親は、「中学卒業後は養護学校しかないと思っていたが、子どもの進路は1つではないのですね」と、感慨をもって語りました。多くの保護者にも希望を与えるものでした。さっそく東寝屋川高校に「調査研究校」を設置するように要望を上げ取り組みましたが実現しませんでした。又定員2名という狭き門は、到底障害生徒、保護者の期待に応えられるものではありません。
 2002年7月に「知的障害者を普通高校へ・寝屋川連絡会」を作り活動を始めました。定例会には、寝屋川市内、市外から障害者、保護者、市民、小学校・中学校・高校・養護学校の教職員が集まり、交流や情報交換、高校受験のための準備、府教委交渉などに取り組んできました。
 府教委は、5年間の調査研究を経て、2006年度より「知的障害生徒自立支援コース」を本格実施しました。しかし設置されたのは、府内各学区に1校で、定員が2〜3名という狭き門です。2007年度の平均倍率は3.36倍、一番高いところで8倍という厳しい状況でした(府立高校の前期入試平均倍率は1.45倍、後期は1.1倍)。この高倍率は一方で、“みんなといっしょに高校へ行きたい”と願う人がどれほど多いかを示すものでもあります。
 寝屋川連絡会にも、年数を経るごとに北河内各市から障害生徒や保護者が次々と参加するようになり、第4回総会で「北河内連絡会」と名称を変更して、連絡会の規模がさらに大きくなりました。(毎回の定例会案内は、「イヴェント情報」のページにあります)全ての高校に知的障害のある生徒が入学できるように、今後とも活動を続けていきます。
 【会員募集】 
 
 2002年7月20日「知的障害者を普通高校へ」寝屋川連絡会を発足しました。
 私たちは、今まで「校区の子は校区で。共に生き、共に学ぶ」ことを大切にしてきました。
 2002年春、中学を卒業する4人は、共に育った仲間と共に、高校も共に過ごしたいと悩み、望みましたが、願いはかないませんでした。なぜ、障害を持つとあたりまえにみんなといっしょに高校に行けないのでしょうか。
同じ思い、願いを持つ仲間が、寝屋川を越えた地域からもたくさん集まってきました。「北河内連絡会」と名前を改めた今、健常者も障害者も共に高校生活を送り、学びあう、それがあたりまえだと言える社会をつくるため、知的障害者が普通高校へ行くことを支える活動を今後とも進めて行きたいと考えています。
  賛同していただける方は、ぜひ会員になってください。

年会費:1,000円(手渡しか、1,000円分の切手を送ってくださっても結構です)

「知的障害者を普通高校へ」北河内連絡会
代   表 : 新(あらた) みすず
副 代 表  : 田伏 美智子
事務局長 : 松森  俊尚
事務局員 : 松下 駿三 ・ 阪本 百合 ・ 白井 孝恵 ・ 石橋 進一 ・ 吉田 小由紀
会   計
 : 関山 域子
会計監査 : 井村 惠美

☆ご意見、ご感想、連絡、問い合わせは、新 か、松森 までメールにてお願いします。
「掲示板」への書き込みも大歓迎です。

第17回 「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会と総会のようす 2017年7月29日
総会で役員の承認、会計決算、予算の承認を受けた後、ちょっと遅くなってしまいましたが、成人を祝って花束を贈呈。ユカさんははにかみながらも満面の笑顔でお礼を言ってくれました。
大阪府教育庁支援教育課から来ていただいた主席指導主事から、高校受験の制度の説明と具体的な入試の話をしていただき、質疑応答をします。参加者はペンを走らせながら聞き入りました。
府立高校高校1年生のカンさんのお母さんから、受験の話と高校入学後の生活と課題について、詳しい話をしてくださいました。自分の子どもと重ね合わせながら聞かれたのではないでしょうか。
受験制度と配慮事項について詳細な説明をして、その日の学習会を終わりました。イスが足りなくなるほどの70名を超える参加者がありました。
    

  

  

  

  
「知的障害者を普通高校へ」北河内連絡会 会則
1、(名称) この会の名称を「知的障害者を普通高校へ」北河内連絡会とする。
2、(目的) この会の目的は、障害によって地域の高校進学を閉ざされることなく、当たり前に地域の高校に入学し、地域で生活できる社会をつくることをめざす。
3、(構成) この会は、第2条の目的に賛同する本人および保護者を中心に構成される。
4、(役員) この会には下記の役員を置くことにする。
  代 表  1名   :会を代表しまとめる。
  副代表
     1名    :代表を補佐する。
事務局  若干名  :会の事務を行う。代表が欠席の場合、副代表とともに事務局長がその代行をする。
会  計    1名    :会の会計を担当する。
会計監査   1名    :会の会計監査をする。
  役員の任期は1年とする。ただし、再任はさまたげない。
5、(会費) 年会費1,000円・例会参加費100円とし、会の運営や学習会の講師謝礼金などにあてる。           
6、(活動) 月1回程度集まって情報交換したり学習会をすることに務める。
7、(決議) この会の決議は集まった者の賛同を得て決める。
8、(連絡〉 賛同者への連絡は会報によって行う。
9、(その他)会の方針、運営、会計などについて意見等がある場合は、集まった時に出し合うようにする。
付則 この会則は、総会の決義を経て施行する。
(2006年7月22日改正)
(2012年9月15日改正)
(2015年9月12日改正)