知的障害者を普通高校へ北河内連絡会
 Last Update 2024.1.7
アクセスカウンター
since2014.9.23
 「制度的無年金者問題」の署名用紙はここをクリックしてください

「制度的無年金者問題」のチラシはここをクリックしてください
 私たちは「ともに学び、ともに生きる」教育、学校、社会をめざして取り組んでいます。
(ほぼ)毎月「定例会」を開いて、身近な出来事や問題・課題について話し合い、情報を交換しています。年に2回“「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会”を開きます。現役の高校生や、保護者、障害当事者が講演したり、大阪府教育委員会を招いて、高校受験の説明を聞いたりします。
 高校に出向いて、教員のみなさんと話し合ったり、教育委員会と話し合うこともあります。大阪府との交渉にも参加します。
 顔を合わせて声に出せば、何かがはじまります。みんなで知恵を出し合い、工夫が生まれ、行動につながります。一人はやっぱりしんどい。二人いれば、グチを言いあうことができる。三人集まれば行動が生まれる。今まで取り組んできて感じる実感です。
 だから、みなさん来てください!いっしょに話しましょう!!と、いつも呼びかけています。
更新情報
★NHKニュース「ほっと関西」へ抗議と話し合いの申し入れ
       
「抗議文」はこちらからダウンロード(2022年4月5日)
★第25回“「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会”
(2022年3月27日開催)
      
当日資料はこちらからダウンロード

▼毎年JICAのインクルーシブ教育研修でワークショップを取り組んできましたが、昨年はコロナ感染拡大のため中止となり、5年目となる今年はzoomで開催することとなりました。当初20か国からの参加と聞いていたのですが、アフガニスタンやミャンマー、トンガのように政情不安や自然災害の影響で不参加を余儀なくされた研修生の方たちもありました。世界の現実を身近に感じました。
ワークショップの様子は、「活動の記録」のページをご覧ください。
発表者のテキスト資料(日本語版・英語版)は「資料集」のページをご覧ください。

▼第24回“「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会”を開催しました。2021年8月29日
当日資料は下記の「資料集」のコーナーから自由にダウンロードしてください。
アンケートの回答も掲載しています。
▼医療的ケアの必要な児童・生徒の入学に伴い、全国で「看護師配置要項」の内容や保護者の付き添いを求めるなど、各地で様々な問題が起こっていて、それが私たち“北河内連絡会”が取り組んできた“親の付き添いをなくす会”と瓜二つの経過であることに気づきました。その経過と課題を整理してホームページに掲載して、全国のみなさんと交流できればと考えています。
下の 「親の付き添いをなくす会」のページから
第23回“「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会”を開催しました。
2021年3月28日、ラポールひらかた大研修室の会場と、Zoomでのリモート参加者を結んでの学習会となりました。当日の様子は、下の「活動の記録」のページをご覧ください。当日資料は下記の
「資料集」から自由にダウンロードしてください。

第22回学習会 「アンケートまとめ」 が出来上がりました。
2020年8月30日、第22回“「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会”をZoomミーティングで開催しました。大阪以外の13都道府県からの参加者も含めて90人の参加がありました。それぞれの地域によってちがった悩み・問題があり、また共通した課題があることも見えてきます。研究会後のアンケートには率直な感想意見を書いてくださり、貴重な資料となりました。読んでみてください。
       「アンケートまとめ」はここをクリック 


▼2019年度の高校受験が終わりました。大阪の高校受験の様子と結果、全国の取り組みを報告します。「定員内不合格を出させない」ための様々な活動が広がりました。「資料集」のページから
▼川崎市に在住する人工呼吸器ユーザーの光菅和希くんは、地域の小学校への就学を希望しましたが、川崎市教育委員会・神奈川県教育委員会は一方的に支援学校への就学を「決定」してしまいました。ご両親は就学決定の取り消しと、地元小学校への就学を求めて横浜地方裁判所へ提訴しましたが、3月18日裁判所は原告訴えをすべて却下する不当判決を出しました。判決文は、障害者権利条約、障害者基本法、障害者差別解消法、子どもの権利条約などに一切触れられず、「ともに学び、ともに生きる」共生社会をめざす世界の流れと逆行するものであり、全国でみんなと共に学び合っている重度の障害者や、これから就学をめざす人たちに、大きな影響を与えかねません。
 ・判決文要旨 ・弁護団控訴声明 ・全国の団体からの抗議声明 などを掲載

      「資料集」のページ
▼沖縄県教育庁交渉の報告。
現在全国で障害のある生徒たちの高校受験の取り組みが続いています。ひとつの大きな動きとして、「定員内不合格を出させない」というものがあります。沖縄でも、「定員割れ」にもかかわらず2年連続不合格とされた仲村伊織さんが、3度目の挑戦をしています。今年は新聞報道や議員の動きなどがあり県内だけではなく、全国の注目と応援を受けながらの受験です。「活動の記録」から
▼さびしいです!訃報 松下駿三さん急逝 「追悼文集」は「かたりば」のページから。
▼普段から会員同士で活発なメールのやりとりが行われています。「公立校に行かせる意味が分からなくなってしまった」「高校卒業後の就職は?」「薬のことで悩んでいる」という問いかけに、意見や経験談が交わされました。下記の「かたりば」のページからご覧ください。
▼前文部科学事務次官の前川喜平さんを囲んで学習会を開催しました。「日本の障害児教育の今とこれから~『ともに学び、ともに生きる』教育をみすえて~」
報告は、下の「活動記録」「資料集」のコーナーから。YouTubeにもアップしています。ご覧ください。 前川喜平さんを囲んで学習会 ユーチューブ 動画へ
ユウタロウさんの高校生活をつづる『優太郎の日記』快調に更新中です。
これまでの活動の記録・会報など 2004年9月~2011年9月 活動の記録・会報 2012年9月~現在~ 
JICAインクルーシブ教育研修ワークショップ報告
 
 ■ 資料集 定例会、学習会、JICA研修、親の付き添いをなくす会など、これまで取り組んできた様々な資料を掲載    ■ 共に学び、共に生きる教育 日本一の大阪にネットワーク 統一地方選に向けて大阪府議会議員団への公開質問状と、その回答(2015年4月23日更新)  
 ■ イヴェント情報・定例会案内     ■ 東日本大震災・熊本地震 障害者の情報  
 優太郎の日記 ユウタロウさんの高校受験と、4月からの高校生活をつづる(日々更新中)     リンク集  
 新(あらた) か、松森 まで    掲示板 聞いてみたいこと、情報・お知らせ、こんなことがあったよというお話など、自由に交流しましょう!  
 親の付き添いをなくす会     交差点:メールなどで自由なご意見を届けてください。掲載して、語り合いましょう!  

わたしたちの歩み
 
大阪府教育委員会は、2001年度から全国に先駆けて「知的障害のある生徒の高等学校受け入れに係わる調査研究校」の制度を実施し、阿武野高校、西成高校、柴島高校、松原高校、園芸高校の府立高校と、大阪市立桜の宮高校の6校で、知的障害生徒の高校入学「特別枠」が設けられました。
 この制度導入を知ったある母親は、「中学卒業後は養護学校しかないと思っていたが、子どもの進路は1つではないのですね」と、感慨をもって語りました。多くの保護者にも希望を与えるものでした。さっそく東寝屋川高校に「調査研究校」を設置するように要望を上げ取り組みましたが実現しませんでした。又定員2名という狭き門は、到底障害生徒、保護者の期待に応えられるものではありません。
 2002年7月に「知的障害者を普通高校へ・寝屋川連絡会」を作り活動を始めました。定例会には、寝屋川市内、市外から障害者、保護者、市民、小学校・中学校・高校・養護学校の教職員が集まり、交流や情報交換、高校受験のための準備、府教委交渉などに取り組んできました。
 府教委は、5年間の調査研究を経て、2006年度より「知的障害生徒自立支援コース」を本格実施しました。しかし設置されたのは、府内各学区に1校で、定員が2~3名という狭き門です。2007年度の平均倍率は3.36倍、一番高いところで8倍という厳しい状況でした(府立高校の前期入試平均倍率は1.45倍、後期は1.1倍)。この高倍率は一方で、“みんなといっしょに高校へ行きたい”と願う人がどれほど多いかを示すものでもあります。
 寝屋川連絡会にも、年数を経るごとに北河内各市から障害生徒や保護者が次々と参加するようになり、第4回総会で「北河内連絡会」と名称を変更して、連絡会の規模がさらに大きくなりました。(毎回の定例会案内は、「イヴェント情報」のページにあります)全ての高校に知的障害のある生徒が入学できるように、今後とも活動を続けていきます。
 【会員募集】 
 
 2002年7月20日「知的障害者を普通高校へ」寝屋川連絡会を発足しました。
 私たちは、今まで「校区の子は校区で。共に生き、共に学ぶ」ことを大切にしてきました。
 2002年春、中学を卒業する4人は、共に育った仲間と共に、高校も共に過ごしたいと悩み、望みましたが、願いはかないませんでした。なぜ、障害を持つとあたりまえにみんなといっしょに高校に行けないのでしょうか。
同じ思い、願いを持つ仲間が、寝屋川を越えた地域からもたくさん集まってきました。「北河内連絡会」と名前を改めた今、健常者も障害者も共に高校生活を送り、学びあう、それがあたりまえだと言える社会をつくるため、知的障害者が普通高校へ行くことを支える活動を今後とも進めて行きたいと考えています。
  賛同していただける方は、ぜひ会員になってください。

年会費:1,000円(手渡しか、1,000円分の切手を送ってくださっても結構です)

「知的障害者を普通高校へ」北河内連絡会

代表   : 島田 愛

副代表  : 田伏 美智子 ・吉田 侑加 

事務局員 : 松森 俊尚(事務局長)・石橋 進一・阪本 百合・白井 清賀白井 孝恵・山内 華奈子・村井 兼功・新居 優太郎

       新居 大作 ・新居 真理 ・関山 域子 ・島田 直子 

児玉 良一 ・梶上 朋子 ・坂東 さとみ ・新 みすず 

竹村 文子 ・吉田 小由紀

会計   : 関山 域子 

会計監査 : 井村 惠美

☆ご意見、ご感想、連絡、問い合わせは、松森 までメールにてお願いします。
「掲示板」への書き込みも大歓迎です。

新旧の代表がバトンタッチ 26回総会      
 会場の参加者もZoom参加者も、毎回熱心な情報交換と意見交流が行われます。27回学習会
第24回「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会 2021年8月29日 於 ラポールひらかた
 お母さんといっしょに開会のあいさつをするユカ代表 大阪府教育庁支援教育課から入試制度の説明

お母さんの語る言葉に身を乗り出すようにして聞き入る星海(ショウマさん)

第23回「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会のようす 2021年3月28日 於 ラポールひらかた
新代表ユカさんの挨拶、お母さんも続けて挨拶


ハルトさんの生い立ちと、高校受験、高校生活を語る  中学時代の友だちも参加して、チーちゃんの学校生活を語る

会場からの発言 

会場参加者とZoom参加者と一緒に交流。「ハイブリッド・ミーティング」と呼ぶ向きもあるとか。まさか私たちが、こんなICTを使って学習会をするとは、思ってもみませんでした。北海道、沖縄からの参加もありました。

第20回 「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会のようす 2019年3月23日 於 守口市
高校を卒業した人たちに花束贈呈
 



代表挨拶で、「お母さんだぁーいすき!」といったサヤカさん、満面の笑みでお母さんと抱擁。
 

この日のテーマは、「お父ちゃんの子育てばなし」。4人のお父さんがパネラーです。
 



第21回 “「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会”と総会 2019年7月20日 於 交野市
初めての交野市での開催でしたが、開場前から列ができ、あわててイスを追加するほど満員の学習会となりました。

大阪府教育委員会支援教育課からの入試制度の説明 

 

息子の高校生活と進級、卒業、就職について語る 受験上の配慮事項や、「定員内不合格」の問題など、大阪の公立高校の詳しい話をする。

「知的障害者を普通高校へ」北河内連絡会 会則
1、(名称) この会の名称を「知的障害者を普通高校へ」北河内連絡会とする。
2、(目的) この会の目的は、障害によって地域の高校進学を閉ざされることなく、当たり前に地域の高校に入学し、地域で生活できる社会をつくることをめざす。
3、(構成) この会は、第2条の目的に賛同する本人および保護者を中心に構成される。
4、(役員) この会には下記の役員を置くことにする。
  代 表  1名   :会を代表しまとめる。
  副代表
     1名    :代表を補佐する。
事務局  若干名  :会の事務を行う。代表が欠席の場合、副代表とともに事務局長がその代行をする。
会  計    1名    :会の会計を担当する。
会計監査   1名    :会の会計監査をする。
  役員の任期は1年とする。ただし、再任はさまたげない。
5、(会費) 年会費1,000円・例会参加費100円とし、会の運営や学習会の講師謝礼金などにあてる。           
6、(活動) 月1回程度集まって情報交換したり学習会をすることに務める。
7、(決議) この会の決議は集まった者の賛同を得て決める。
8、(連絡〉 賛同者への連絡は会報によって行う。
9、(その他)会の方針、運営、会計などについて意見等がある場合は、集まった時に出し合うようにする。
付則 この会則は、総会の決義を経て施行する。
(2006年7月22日改正)
(2012年9月15日改正)
(2015年9月12日改正)

newpage4.htmlへのリンク