「共に学び、共に生きる教育」日本一の大阪に!ネットワーク  鈴木代表 様

 

 

「教育に関する私の考え」に対する質問の回答について

 

 

 日ごろから、大阪府政の推進にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 先日はわざわざお越しいただきありがとうございました。「共に学び、共に生きる教育」について貴重なご意見をお聞きしました。以下に私の考えをお答えしたいと思います。
 
 「教育に関する私の考え」は、失業率や犯罪発生率、離婚率などの指標が、全国的に見てワーストワンかそれに近い状況であるという、いわゆる「大阪問題」の解消をめざすために、今こそ教育に力を入れたい、特に「ボリュームゾーン」といわれる中間層の底上げを図り、大阪の発展につなげたいという観点から、思いの一端を申し述べたものです。あらゆる教育課題について網羅する趣旨ではありませんので、ご理解賜りたいと思います。

 

 ご意見いただきました障がいのある子どもたちの教育が極めて重要な課題であることは十分承知しています。私は、これまでも障がいのある子どもたちの教育環境の充実・整備をはじめ、就労への支援やセーフティネットの取組みに意を尽くしてまいりました。また、23年度からは、知事重点事業として障がいのある生徒等の高校生活支援事業に力を注いでまいります。これは、専門的な知識を持つ人材を府立高校、私立高校に配置し、障がいのある生徒の学習を支援するものです。

 

 大阪府としましては、今回いただいた貴重なご意見も十分踏まえながら、引き続き、「ともに学び、ともに育つ」教育を基本に大阪の子どもたちをしっかりと育んでまいります。
 
 今後とも、大阪府政にご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

平成23330日           
 
大阪府知事   橋 下  徹